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(DTPtechNote:1414) [ruby]Ruby Kaigi 2006
6/10、Ruby Kaigi 2006に出席させていただきました。
それぞれの発表はどれも興味深いものでしたが、いまひとつ高度な感じ。
メンテナーやコミッターなどのデベロッパー向けな雰囲気。
ユーザー対象な話は、いわゆるキャズム越えの後かな?
言葉、重要。
いま、Rubyに足りないのは言葉だと思う。
まつもとゆきひろさんの基調講演で(恥も外聞もなく)質問に立たせていただいた。
「PerlにはTMTOWTDIというスローガンがありますが、Rubyにはありますか?」
まつもとゆきひろさんは、「Enjoy Programming」と答えていただきました。ありがとうございます。
いま、RubyはRuby on Railsの盛り上がりの中でブレイク前夜だと思う。十分なユーザーもいるし、RoRも好調だし。
あとは市井のユーザーの心をどうつかむか? という段階にいる。
あと半歩を踏み出すには言葉が足りない。
それはRuby 2.0のリリース(安定志向な1.9.1とかじゃなくて)かもしれないし、Ruby is fun!かもしれない。
Rubyはもっと広い荒野をめざすべきで、一隊の伝令には言葉が不可欠だ。
そういう意味ではまだまだPerlに一日の長があるようだ。